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マキ・モデリストオフィス 牧先生をお招きして、 第2回(計6回開催予定)社内研修を開催いたしました。

マキ・モデリストオフィスの牧先生に社内研修(弊社技術部への講義)を行っていただきました。
※牧先生についてはこちら



緊急事態宣言が明け、およそ3ヵ月振りの勉強会となりました。
前回の「身頃のパターン設計」に続いて、第2回目の内容は「袖」。

デザインと着心地の重要なポイントとなる袖の設計。
今回も牧先生流のパターンの捉え方を教えていただきました。

袖山の高さと幅、イセ込みの位置と量、ノッチの切り方、袖の振りetc…
昨今の傾向やイタリー製品の特徴などの雑談も交えつつ
デザインや雰囲気に関わる部分と着心地に関わる部分
それぞれのポイントを1点1点、丁寧に解説していただきました。



時代によって、好まれる服の雰囲気が変わっていく中で、
肩や袖のつくりはその印象に大きな影響を与えます。
作りたい服のイメージをしっかり持ち、どうしたらそれを具現化できるか。
要点は押さえつつも、変わるべきところには手を加えていく。

いつもの方法、同じやり方に固執することなく、変化し続けることの
大切さに改めて気づかされました。

次回は、実際に製品とパターンを見比べながら、理解を深めていく。そんな
内容になりそうです。おたのしみに。

(※今後はメンズ・レディースを分けての勉強会になります)